ishii-akihiro’s blog

いろいろ試したことやバグ対応の作業履歴を残していきます。

ArcGIS Pro でデータドリブンを使う

概要

ArcGIS Pro にデータドリブンの機能が見当たらないと思っていたら、
なんか名前が「マップシリーズ」に変わってました。。

support.esri.com

pro.arcgis.com

まあいいか。折角なので試してみましょう。
ArcGIS Pro のレイアウトにも慣れていないので、
基本操作も含めて確認していきます。

環境

方針

本記事では、eStat から平成27年度の国勢調査(小地域)データをダウンロードし、
長岡市だけ抽出したポリゴンを用意しました。

www.e-stat.go.jp

長岡市を複数のページに分割してPDFファイルに出力します。

手順

0.準備

対象のGISデータをマップに表示します。 f:id:ishii-akihiro:20180904180334p:plain

1.レイアウトを追加

「挿入」>「新しいレイアウト」を選択し、適当なサイズを選択します。f:id:ishii-akihiro:20180904180715p:plain

2.マップフレームを追加

「挿入」>「マップフレーム」を選択し、対象のマップを選択します。
※デフォルトではなく、対象のマップを選んでください。 f:id:ishii-akihiro:20180904181049p:plain

マップがレイアウトに追加されました。 f:id:ishii-akihiro:20180904181324p:plain

3.インデックスフィーチャ(図郭ポリゴン)を作成

「解析」>「ツール」から、「インデックスフィーチャ(格子状)の作成」を検索します。
「入力フィーチャ」を選択し、「出力フィーチャクラス」を適当に設定します。
ほかの設定は次の通りにしました。ここでは4行3列の格子にしてみます。 f:id:ishii-akihiro:20180904182033p:plain

ジオプロセシングを実行すると、インデックスフィーチャが作成されます。
インデックスフィーチャのシンボルは外枠だけにしました。 f:id:ishii-akihiro:20180904182303p:plain

4.マップシリーズを作成

インデックスフィーチャの属性には、「PageNumber」が付与されています。
今回は、この「PageNumber」順に出力していきます。 f:id:ishii-akihiro:20180904182738p:plain

「レイアウト」>「マップシリーズ」を選択すると、「レイアウトプロパティ」が開きます。

プロパティで「マップシリーズ」を選択し、プルダウンで「定義」を選択します。

先ほど作成したインデックスレイヤーを選択し、
「並び替えフィールド」と「ページ番号」を「PageNumber」にします。

マージンサイズがデフォルトで10%でしたが、気分的に0%にしました。 f:id:ishii-akihiro:20180904183709p:plain

マップシリーズが作成されました。 f:id:ishii-akihiro:20180904183923p:plain

5.レイアウトの要素を追加

「挿入」>「ダイナミック テキスト」から、
「総ページ数付きページ番号」を選択し、レイアウト下部に配置します。

ついでに、必要であれば方位記号、縮尺、凡例などを追加します。

6.マップフレームをPDFに出力

「共有」>「レイアウト(エクスポート)」を選択します。
ファイル名を入力し、ファイルの種類を「PDF」にします。

「エクスポート オプション...」を選択し、
「マップシリーズ」タブで「すべてのページ」を選択し、「OK」を押します。 f:id:ishii-akihiro:20180904184938p:plain ※PDF以外の形式では「エクスポートオプション」は選べないため、
 単一のファイルには出力できないようです。

解像度と品質を確認し、「エクスポート」を押すと出力されます。

f:id:ishii-akihiro:20180904185229p:plain

pro.arcgis.com

細かい調整はしませんでしたが、ひとまずデータドリブンと同じようなことができました。